シリーズ溶接をされている方から
「片側のナゲット(溶接痕)が大きく、
反対側のナゲットは小さくて強度が弱い」
「片側の電極だけ消耗が早い。」
薄板をシームで溶接されている方からは
「溶接すると、板が変形してしまう。」
ステンレスなど鉄系の素材をスポット溶接されている方からは
「とにかくチリが出て困っている。」
このようなお悩みをよく伺います。
これら問題が生じる理由のひとつとして考えられるのは、
電流がプラス側からマイナス側に流れる直流インバータ式だと
電流が先に供給されるプラス側に熱影響が出やすくなるためです。
上記のようなお悩みを解決すべく、弊社では交流インバータ式溶接電源の持つ
メリットに今一度着目し、溶接方法に改良を加えております。
そして交流インバータ式溶接電源の良さは、
なんといってもワークに対して均一に電流を流すこと。
電流がまんべんなく流れる、つまり、発熱箇所がバラつくこともないので、
前述したような問題は極めて生じにくくなります。
また、交流インバータ式の電源は緩やかに立ち上がるため、
チリが出にくいのも特徴の一つです。
2点同時に打つシリーズ溶接や、薄板のシーム溶接には
打って付けの交流インバータ式溶接電源。
低出力から高出力タイプまで幅広く取り揃えておりますので、
より詳細な情報をご希望の方は、サイト内の【 お問い合わせフォーム 】を
ぜひご利用下さい。