マグネットワイヤーの被膜には、
ホルマール、ポリウレタン、ポリエステルと様々な種類がありますが、
今回は、ポリエステルイミド、ポリアミドイミドなど、
イミド系被膜付きマグネットワイヤーについて。
抵抗溶接やロウ付けといった方法でマグネットワイヤーを接合する前に、
必要となるのが被膜の除去。除去には時間と手間がかかるため
お客さまから「どうにかならないものか?」
とのお問い合わせを多数お寄せいただく弊社では、
被膜を除去せずに、そのまま接合する方法をオススメしています。
被膜の中でも、前述したイミド系は耐熱温度指数が高く(およそ200℃前後、)
大変除去しにくい被膜ですが、弊社ではイミド系のリッツ線(下記参照)と
圧着端子の接合は可能です。
その仕上がりは接合後の導通確認も含め、十分な溶接強度も
しっかり取れているとお客さまよりご好評いただいております。
「本当に被膜を剥がさなくても接合できるの?」
と疑問に思われるのはご尤もです。
もし、被膜除去に時間を奪われることなく、
満足のゆく仕上がりをご希望でしたら、
弊社デモルームにてサンプル実験にトライしてみませんか?
リッツ線・・・・複数本のマグネットワイヤー線をより合わせた線